生徒の声


CONTENTS
 1.Student's Voice(在校生の声)
 2.OB・OG Voice(卒業生の声)
 3.BACK TO MAIN



Student's Voice(在校生の声)−2018年度入学案内より


通信部3年次生 村田 ひな子さん

「天学に来て」
 私は小学校から中学校にかけて学校を休みがちで、中学3年生のころは、まったく行けなくなってしまいました。私はこれからどうなるんだろうと悩んでいた時、担任の先生から通信制の高校がある事と、天王寺学館高校の事を教えてもらいました。私と同じ、不登校だった子もいると聞いて、そこなら通えるかもしれないと思い、天学に決めました。
 最初は、勉強についていけるか、友達ができるか、もしかしたらまた不登校になってしまうんじゃないかと不安でした。
 でも通っていく中で、自分のペースで勉強ができて、気のあった友達もでき、不安がなくなりました。中学の時まで、学校に行くのが苦痛だったけれど、今はそれがありません。
 入学した時は、高校のあとの進路について考えていませんでしたが、私は今、大学受験のために勉強しています。
 私は天学で高校生活を過ごせたことを本当に良かったと思っています。


通学部(芸術)3年次生 大澤 芽那さん

 私は中学3年間、人間関係で不登校になり、誰とも喋らない引きこもり生活を続けていました。しかし、そんな生活に嫌気がさした私は、通信制ですが通学部もあり、昔から絵を描くのが好きだった為、美術コースのある天学に入学しました。義務教育を怠っていた為学力も低く、外に出るという事にすら不安を感じていました。しかし、入学してみると天学は同じ様な経験をしてきた人が多く、私を受け止めてくれる環境である事で通えるようになりました。それから私は3年間美術コースに所属し、現在は美術部の部長を務めています。1,2年次は頑張ってギリギリ週3日学校に行けるという状態でしたが、現在、平日は毎日朝から学校に行き最終下校時間まで制作に勤しんでいます。しかし、授業や部活の複数の作品制作に加え、外部活動の企画等を並行して行っているので、忙しさと大変さでもう無理だと投げ出してしまいそうになる事もあります。それでも素を出せる友人や先生が居る事で精神的に支えて貰い乗り越える事が出来ています。
 天学は、全日制では無いような人間関係・時間の自由さがあるので、人との程よい距離感の中で自分の時間を持ちながら過ごす事が出来る環境です。これから卒業や進路へ向け、現状を維持しつつ、残りの高校生活を送っていく中で、さらに自身の成長に繋げていきたいです。


通学部2年次生 大塚 康平さん

天王寺学館高校に来てよかったこと
 天王寺学館高校に来て良かったと思う事は、個性豊かな先生達と出会えた事です。生徒も個性が強い子が多いですが、それを上回るのが先生達です。中学生の頃は先生の事を信用出来ず、中学校に行けませんでした。しかし、天学の先生は、僕が困っていたり、悩んでいたら、絶対最後の最後まで親身になって話を聞いてくれます。
 1年生の時、僕の担任をしてくれた先生は、僕が無茶な事を言っても出来る限りわがままを聞いてくれました。朝起きれずに出席回数が足りなくなったり、レポートが提出できなくても僕の事を見捨てずに見守ってくれました。「先生の気持ちも考えて、少しでも頑張ろう!」と思い、なんとか進級しましたが、担任の先生が変わり、そこから1年半くらいはほとんど学校に行けませんでした。学校をやめようと思った事もありましたが、元担任の先生に「大塚の担任だった時から、大塚は正面から人と向き合い、クラスの中でも人情厚い人間やった。クラスや友達を大事にできる大塚なら、今ここで諦めずに先生たちと一緒に卒業に向けて進んでいける。頑張ろう!」と言われて、今では“絶対卒業したい!”と思って頑張っています。現在の担任の先生は、今年から先生になりましたが、年が近いこともあってどんな話でも気軽に話せるので、今では学校に楽しく登校できています。
 このように、僕は天学の先生に支えられながら学校生活を送っています。単位がとれずに不安になることもありましたが、天王寺学館は、自分のペースで勉強することができるので、中学校にあまり行けてなかった人にもすごくお勧めの学校です。また、わからない所があって先生に聞きに行くと、完璧にわかるまで丁寧に教えてくれる先生もたくさんいます。学校が苦手な人、そして将来のために思う存分勉強がしたい人、是非天王寺学館にきてください。応援しています!


通学部2年次生 山本 凌也さん

天学の良いところ
 僕は、高校2年生の時に天学へ転校して来ました。初めは、勉強のことや友だちのことなどで不安でいっぱいでしたが、入学して今は本当に良かったと思っています。
 午前(通信)の授業は、難易度や内容など自分に合った時間割を選ぶことができ、分からないところは、先生が時間を割いて分かりやすく教えてくれます。とにかく先生と生徒の距離が近く色々な話をすることができます。苦手な科目に対して、どのように取り組めばいいのかなど、という勉強の話はもちろん、将来の夢についても親身になって相談にのってくれます。同じクラスの人達とも楽しく話せるようになり、入学した時に不安だった事は少し時間が経つとなくなりました。
 部活動もたくさんあり、じっくり選ぶことができます。自分のペースで参加することができる部活動もあり、先輩たちとの距離も近く楽しく取り組むことが出来ます。
 学校行事では、スポーツ大会や天学祭などがあります。企画は生徒主体で行われ、参加は自由ですが、積極的に参加をしましょう!天学は、勉強も部活も時間を自由に組み立てることができるので、とてもフレキシブルな学校生活をおくることが出来ます。
 自由であるということは何でもありということではなく、自分への自己責任があるということです。
 あなたも、自分自身の未来をこの天学で見つけてみませんか。


通学部1年次生 金澤 輝佳さん

 私は現在、通学部の文理総合の5日制に通っています。20人前後のクラスメートと午後の授業を受けています。
 天学では午前に受ける授業をどの科目にするのか、また受け始める時間は何時間目からかといったことを、自分で選択することが出来ます。そのため、朝起きるのが苦手な私でも無理なく、現在まで1度も休むことなく登校しています。
 行事ではスポーツ大会や天学祭があり、生徒会と実行委員会が中心となって企画運営しています。私もその活動に加わり普段関わることのない他学年の先輩たちと交流することで、1人では気づかないことや新しい考え方を知るきっかけになりました。
 私はまだ1年生ですが、天学では自分が変わるチャンスがたくさんあります。これからの高校生活でどんなことがあるか分かりませんが、この環境を活かし色んなことに挑戦して成長したいと思います。


通信部3年次生(視聴メディアコース⇒通信部に転コース) 川本 千晶さん

 私は中学2年生の1学期から自律神経の病気で学校に通えなくなってしまいました。進路の事を考えられなかった私のために、母が高校を探してくれて、自宅にいながら学習ができる『視聴メディアコース』のある天王寺学館に入学しましたが、3 ヶ月程で休学してしまいました。休学中はたまに散歩にでるくらいで、ずっと部屋に籠もっていました。
 3年後に通信部に復学し、1年生の時は週2日、2限目からの時間割を組んでのんびり登校していました。中1の内容までしか習っていなかったので少し不安でしたが、全く心配ありませんでした。積み上げが大事な英語と数学は、各生徒の習熟度に合わせて3段階に分けられています。私は英語も数学も自分に合ったレベルの授業を受けたお陰で、その後の高校レベルの内容にも、ついていく事ができました。
 2年生では1限目にも授業をとり、3年生では週3日の時間割を作成、という形で学校にいる時間を少しずつ増やしていきました。
 週3日1限目から授業がある今年度は、図書室でレポートや『漢検』の勉強をしています。図書室は静かで、皆読書をしたり勉強を頑張っています。とても快適で、私の一番のお気に入りの場所です。
 復学した当初は、ただ授業だけ受けられればいい、行事の参加などは最小限にしよう、と考えていたのですが、1年生の最初の行事で友人ができ、その子に誘われてですが、校外学習や芸術鑑賞などの行事に、いくつか参加できてとても楽しかったです。大勢で集まるのは苦痛なのでスポーツ大会や学校旅行には参加しませんでしたが、参加を強制されないので不安にならず、学校に行きたくないと思ったことは一度もありません。
 自分に合った学校生活を送れるのは天王寺学館の大きな魅力のひとつだと思います。  


Student's Voice(在校生の声)−2017年度入学案内より


通信部3年次生 池元 風歌さん

天学で過ごした2年半
 私がこの学校に来たのは、1年生の秋でした。知人の紹介を受け、この学校に見学に来たことがきっかけでした。
 見学に来ると、校長先生自ら、施設の説明や教育方針を教えてくださり、とても好い印象で、一緒に見学に行った母とも相談して、通う決心をしました。
 通い始める前は、友達ができるか、授業についていけるか、不安もありましたが、いざ通い始めると友達もでき、学校に行くのが楽しみになり、とても充実した日々を送れるようになりました。
 1年生のうちは、あまり学校行事に参加できませんでしたが、2年生からは学校行事の実行委員をしたり、校外学習に行ったりと積極的に参加し、友達と色んな思い出を作ることができました。
 天学では、受ける授業、学校行事への参加を自由に選べます。なので、通う生徒全員が無理なく楽しく充実した日々を送ることができます。これがこの学校の一番の特徴で、一番の長所だと思います。天学で過ごした高校生活が私の宝物です。


通信部1年次生 入谷 翔さん

高校に対しての不安と期待
 僕が高校に対して感じていた不安は、勉強が苦手で、勉強についていけるかが一番不安でした。僕は中三の頃、体調を崩していて卒業した後の一年間は、高校に進学しませんでした。それに加えて中学三年間もあまり登校する事が出来なかったので、勉強もさることながら、対人関係も不安に感じていました。やはり中学三年間というすごく大事な期間を自らの休息に当てていたので、勉強の面は中一止まりでした。しかし、そんな僕でももしかしたら行けるかもしれないと思えた場所がこの高校でした。この高校は、勉強の面では基礎からじっくり学べて勉強が不安でも十分通える学校です。僕はまだ3ヶ月しか、この学校にいませんが、入学以来一度も休むことなく登校する事が出来ていて、一時間も授業を欠席していません。学校に対しての不安感は無くなったわけではありませんが、登校に対する自信は少しはつきました。これからは、より楽しい学校生活にしていきたいと思います。


通学部1年次生 白川 由紀美さん

天学のすすめ
 中学3年生の時、私は全く学校に行けませんでした。久しぶりの学校生活が始まるということで、勉強についていけるのかや、友達が出来るのかなど、入学前は不安や心配でいっぱいでした。入学してからも、毎日緊張していて、自分からクラスの子に声を掛けることもできませんでした。私は、これからの高校生活がさらに不安になってきてしましました。
 しかし、1週間、2週間…1ヶ月…だんだんと学校に馴染んできている自分がいました。入学当初の不安や心配も少しずつなくなっていきました。そして、クラスの子や他クラス、他学年の人とも楽しく話せるようになりました。勉強でわからないことがあればどんどん先生に聞きに行ったりもします。その度に、先生は時間を割いて分かりやすく教えてくれます。また、授業を選択することができるので、将来を見据えて効率良く勉強することもできるうえ、とても有効に時間を使うことができます。
 最初こそとても緊張するとは思いますが、私は天学に入学して本当に良かったと思っています。それは、とても良いこの天学の環境がそう感じさせてくれているのだろうと思います。
 皆さん、この天学で、新しい学校生活を送ってみませんか。


通学部2年次生 中谷 貴典さん

人と人のつながりこそが、血の通った教育だと思う…
 こんにちは、僕が天王寺学館に来て、「良かったなぁ。」と思ったことを、一部だけ紹介します。僕は、中学生のとき不登校になって、通信制の高校にしようと思い、「通信制の高校の中でも全日制に近い高校だなぁ。」と感じたので、この天王寺学館を選びました。なので、他の通信制の高校にはない天王寺学館ならではの部分がたくさんあります。
 まず、授業は、自分にあったレベルのものを選択することができ、無理をせずに勉強に取り組むことができます。その上、この学校には、面白くて親しみ易い先生が多いので、授業も楽しく受けることができます。授業以外でも、気軽に話をすることができ、親身になって、勉強に関する質問や、様々な相談に乗ってもらえます。
 次に、人間関係などでは、行事などが多いので、その時に、新しい友達ができたりすることがよくあります。僕も、最初の行事の学年集会でミニゲームなどをしたときに、初めて新しい友達ができました。そして、行事やショートホームルームなどに参加していくうちに、自然と友達が増えていきました。なので、是非行事などにも参加してみてくださいね♪そして、この学校は、自由に使える時間が多いので、習い事など好きなことに時間を使ったり、アルバイトをしたり、いろいろなことができます。僕は、月・水・金曜日は、授業があるので、授業の課題をして、火・木曜日は、バドミントン部に入って、楽しく活動しています。
 このように、天王寺学館には、良い所がたくさんあります。是非、入学して、楽しい高校生活を送ってください!
 では、お会いできる日を楽しみにしています。


通学部2年次生(通学【文系】⇒通信に転コース) 武内 志帆さん

『天学だから』
 私が天学に来て良かったと思うところは、本当にたくさんあります。選択授業があるので、時間の融通がきくことや、理解のある先生に出会えたこと、同じ境遇で気の合う大切な友人ができたことなど、数えきれないくらいたくさんあります。
 私は中学生の頃に【起立性調節障がい】と診断され、朝は起きられず、学校には全くといっていいほど行けていませんでした。朝、起きられないので高校に行けるか不安だった時に天学を知りました。朝、起きられない私にとって、午後からの授業中心の通学部というのは、とても気が楽で、また不登校などにとても理解のある学校だったので、私はすぐこの学校に決めました。
 入学してからも先生方の理解などもあり、一年生の頃はほとんど休まず学校へ行くことができました。2年生になり、私は午前授業のみの通信部に変更しました。コース変更できるのも、天学の良いところだと思います。通学部の方が授業量は多いのでそのまま学び続けたい気持ちもありましたが、授業以外にも勉強したいことがあったので、今年は授業時間の少ない通信部で学習しています。通信部では自分から勉強しなければなりませんが、自分のペースで焦らずに勉強できています。
 天学に入って初めてできた友人たちは、私と同じように中学校にはほとんど行ってなかったので、価値観などがとても合い、お互いに相談をし合い、支え合って、今ではとても大切な存在です。このように、この学校の生徒は何か悩みなどを抱えている人が多く、同じような境遇の人と出会えることもあると思います。
 また、天学は部活も活発で、私は友人たちとバレー部に入部しました。初めは誘われて入ったバレー部でしたが、今では部長を任され、本当にバレーが大好きになりました。午前は授業に行き、午後は友人たちと自習をし、放課後は部活に行く日々です。時間を有効に使い、とても充実した毎日を送っています。当たり前のように感じる毎日ですが、天学だからできること、天学でしかできないことばかりなので、私は本当に天学に来てよかったなと、心から思っています。


通学部2年次生(通信⇒通学【理系】に転コース) 臼谷 春音さん

『中学校からの変化』前向きになれた、天学での日々
 私は2年間、天学に通い感じた特徴として、「強制されない」というものがあります。
 まず、一つ目は、勉強です。通信部(月水金の午前)は選択授業なので、自分の学びたい内容、難易度、時間帯を選べます。中学生のときに体調を崩して不登校だった私は、登校に不安があったので、一年生のときは午前授業のみのコースに在籍し、2時間目からの授業を選択しました。興味のあったパソコンの授業を選び、資格を2つ取得することもできました。このように、自分のしたいことに向けて柔軟に対応できるのも天学の魅力です。
 二つ目は、行事です。天学の行事は生徒がリクエストできることも多く、自由参加です。私も最初は面倒くさいし、行かなくてもいいならいいやと思っていかなかったのですが、学校に慣れてきた頃、思い切って参加しました。友達との距離も縮み、楽しかったので、天学の行事はちょっと面倒でも参加するようにしています。
 三つ目は人間関係です。選択授業が多いので、同じメンバーでずっと過ごさなくても良いことが、私にとっては気楽な距離感です。天学には、苦労してきた子や真面目な子が多く、みんな優しいです。
 以上のように、天学の魅力を「強制されない」として話してきましたが、強制されないということは、「自分が楽しむチャンスを自分で作らなければならない」ということです。私はここから積極性の大切さを学びました。ちょっと億劫でもチャレンジすることで、日々が充実したりします。これは、天学に入るまで知らなかったことです。
 二年生になってからは、もっと勉強したいと思い、午後にも授業のある通学部コースを選択しました。私にとっては大変ですがここで踏ん張って、もっと成長できると良いなと思っています。  


通学部3年次生 宮本 知実さん

『何か変わるかもしれない』
 私はずっと朝起きるのが苦手で、小学校の頃から引きこもりの生活が続いていました。天学に入り、頑張ってみよう!と通学部を選択しましたが、結局不登校になり単位が取得できず留年しました。その後通信コースに変わり、ようやく単位を取得して2年生にあがるとき、私は芸術コースへの転科をすることにしました。絵が上手なわけではなかったのですが、ものづくりが好きということと、『何か変わるかもしれない』と感じたからです。
 芸術コース2年目(天学在籍4年目)、はるかに生活が変わってきています。今現在1日も休むことなく土曜日も学校に来て制作をしています。さらに今年度の芸術コースは生徒主体での学外活動(主に外部での企画展)を企画しています。テキストを扱うこと、情報処理、まとめることが好きな私は、プロジェクトの生徒代表を務め、企画書などの書類作成など、授業作品制作以外の経験もさせてもらい、自分の方向性も見えてきました。忙しく限界が来そうなときもありますが、闘い、成長する自分を実感できています。



OB・OG Voice(卒業生の声)−2018年度入学案内より


井関 由利子さん 大阪芸術大学 芸術学部建築学科3年

 私は天王寺学館の芸術コースに入学し、とても充実した高校生活を過ごすことができました。そう思えたのは、仲の良い友人や後輩ができ、信頼できる先生に恵まれ、学校に行くことが楽しくなっただけでなく、授業や美術部での制作で考え悩んだりと、真剣に主体的に取り組むことができたからです。
 クラスは1、2、3年と合同クラスで、授業や部活動、合宿やスケッチ大会などの校外での活動を通して少しずつ話す機会が増えました。先生方は親しみやすく私達に真剣に向き合ってくれ、一歩踏み込む環境と勇気を与えてくださいました。また、デッサン・絵画・デザイン・立体など芸術的なことだけでなく、そこからつながりのある様々なものにも目を向けてもらえたので、学び知ることの面白さ・楽しさが増えていきました。多くの作品制作に取り組み、私学展や芸術展などに出展することができて感謝しています。
 天王寺学館は、自分の為の時間が多く取れるので、興味のあることに時間をかけることが可能です。この高校生活があったお陰で、大学では多くの課題に意欲的に取り組んで充実した毎日を送っています。


岡本 大生さん 近畿大学 農学部環境管理学科1年

 私は高校2年生の6月に、他の学校から天王寺学館高等学校に転入しました。入学したての頃は、人と話すことができないような性格でしたが、学校行事などを通じて積極的に人と話すようになりました。
 3年生になってからは本格的に大学受験に備えて、勉強をしました。他の学校と比べると、天王寺学館は自分で勉強する時間が多くあって、自身の受験科目に特化して勉強することができました。大学に受かるまでに特に専念したのは英語でした。授業では単語テストが行われていたので、色々な英熟語を覚えることができました。また電車の中で英単語帳を見ることを勧められたので、実行しました。文法は詳しくポイントを教えてもらい、長文は300語程度の参考書をひたすら解いて、学校では自分の受験校にあう長文を先生からもらい、解き続けていました。生物は参考書や赤本をやり続け、解らない箇所があれば、積極的に先生に聞きに行きました。数学も生物と同様に勉強し続けました。
 受験間近になってくると、不安でどうしようもないことが多々ありました。特に模試で合格ラインに届かず、苦しい思いもしました。最後の模試の結果はE判定で、かなり辛く悔しかったですが、それが引き金となって、奮起することができたと思います。冬休みは必死で勉強しました。受験日が近づくと緊張しすぎて、なかなか寝付けないこともありましたが、受験当日は反対にリラックスでき、自分本来の力が出せました。受験が終わってしまうと、途轍もない脱力感とともに、もう勉強しなくていいんだという開放感もありました。合格発表で自分の番号があった時は、かなり嬉しかったです。
 私が大学生であるという実感はまだ沸かないのですが、これからはしたいことをして、充実した大学生活を送っていければと思っています。


松本 千春さん 立命館大学 国際関係学部国際関係学科1年

 私は、「全日制ほど時間的拘束が厳しくない」「でも他の通信制高校よりも充実した授業数があり、勉強したい人にはどこまでも応えてくれる」「雰囲気が明るい」ところが天王寺学館高校の魅力だと思っていて、そこに惹かれて入学しました。
 私は中学三年生の時、中学校の学習の範囲も終えておらず、学校にも余り通えていなかったため、「毎日通うのは大変だけど、しっかり自分のペースで勉強したい!」というワガママな希望を持っていました。そうして高校を探したところ、条件にぴったり合うと思った天学の3日制コースに行くことに決めました。私は大阪在住なのですが、近くの通信制高校を探してみると週1回の登校とか、月に1回の登校などの学校しかなかったのです。そのような中で月に1回から週に3日、4日、5日と自分に合わせて登校日数を選べる天学のシステムはすごく画期的だと感じました。
 進路を考え始めたのは1年生の冬からだったと思います。その頃に進路ガイダンスがあって、将来のことを考えるきっかけになりました。2年生の夏にもマイナビの進路フェスタがあり、それに学校単位で参加したのもいい経験でした。このような学校主導の進路行事が早い時期からあるのも大変良かったと思います。
 実際の受験対策としては、私は長期休暇(夏休み、冬休みなど)の時だけ予備校に通っていました。学校がある時期も予備校に行くと体力的に大変だったからと、学校の授業が十分充実していて、先生の質問対応もよくて、普段から予備校に行く必要性を感じなかったからです。私の周りには普段から予備校に行っていた人もいたでしょうし、3年間全く塾も予備校にも行かずに志望大学に合格した人もいました。このように受験対策という観点からも、様々な選択肢が取れるところも、天学のいいところだと思います。
 「道は努力したものにのみ切り拓かれる。」天学の学習の手引きに載っている言葉です。まさに天王寺学館高校の在り方を体現している言葉だと思います。油断すると単位を落とすこともあるけれど、頑張ればどこまでも伸びていける。自分を伸ばすために天学は最高の環境だと思います。


小八重 良輔さん 京都大学 工学部工業化学科1年

 私は高校2年生の夏から天王寺学館に転入して来ましたが、志望校に合格出来たのは、この学校が単位制であったので数学や英語などの必要な授業をとり、空いた時間を自習や塾に充てるなどして効率的に勉強出来たことが大きいと思います。転入当時は全く勉強していなかった時期も暫く続いていましたが、結構早くクラスにも馴染み、クラブ活動も楽しむことが出来ました。中断していた勉強も始めて、合格することが出来たと思います。
 天学では臨海学習やスキー実習、文化祭などの行事も参加しました。学校にも行かず、部活動もせず、行事も参加せずに1人で勉強していたら、私の場合は気が滅入ってしまって、合格することは出来なかっただろうと思います。なるべく学校には登校し、授業を受けたり、喋ったり、部活をしたり、また、登校することで最低限の生活リズムを整えたりすることも大切だと感じました。自分以外にも国公立大学を目指す人もいて張り合いになりましたし、先生方も科目や補習によってレベルを分け、質が高い上にかなり難しい授業もしてくださったのも志望大学に合格することにおいて大きかったと思います。
 学力は必ず努力をした分だけ上がると思います。だから大学を目指すには必ずその分勉強しなければならないと思いますが、合格するために必要なことを考えた上で部活をしたり、行事に参加したり、学校に来て喋ったり、遊んだりすることもまた大事なことで、そこから得られることも大きいと思います。天王寺学館は特に様々な人がいるので、そういう視点でも色々なものの考え方や価値観に触れることが出来たのも、刺激になり価値があったと思います。


菅田 雅之さん 大阪大学 基礎工学部電子物理学科1年

 僕は大阪大学に現役合格した。受験終盤には比較的余裕があり、先生からも予想通りの結果だと言われた。こういったことを書くと、元々頭が良かっただけだと思われるかもしれないが、決してそうではない。事実、一年生の頃の模試ではE判定だった。そこからどのようにして合格できたのか。自分の体験を振り返り、一般的に言えることは何か、考えてみる。
 希望進路の実現、特に大学合格への課題は、言うまでもなく学力の向上である。ではどうすれば学力は伸びるのだろうか。僕の答えは単純だ。弱点を見つけ、計画を立て、実行し、検証や見直しをする。いわゆるPDCAサイクルであり、これは天学の『学習の手引』にも載っている。
 具体的にはこうだ。英語の長文が読めない時、その原因を考える。もし分からない単語が多いのであれば、弱点は語彙力にあるので、単語帳をいつまでにどのくらい覚えるか計画を立てる。実行した結果、長文は読めるようになったか検証し、計画の見直しをする。
 当たり前のことのように思えるかもしれない。しかし、実行できている人は少ないのではないか。特に、弱点発見や検証、見直しを蔑ろにし、誰でも成績が上がる万能の予備校講師や参考書を成功者から教えてもらおうと思っている人がいるように感じる。しかし個人の能力に差異がある以上、最適な勉強法は一人ひとり違う。よって、自分の弱点を考慮した勉強法を、PDCAサイクルに従って自分で生み出すのがいいと思う。
 とはいえこれでは余りにも抽象的なので、個人的な勉強法の一部を挙げたいと思う。(万能ではないことを念押ししておく。) まず英語では毎回単語テストを実施する授業があり、これが非常に良かったと思う。対策のために毎日電車内で単語帳を見ていた。また数学では、特進補講での高難易度の問題演習で思考力を鍛えた。理科では先生に個別に質問するなどして疑問を解消し、確実な基礎力をつけた。このように、僕の勉強は天学に大きく支えられていた。
 天学では学習形態が比較的自由だ。言い換えれば、PDCAサイクルにより見つけた自分に合った勉強がし易い。そういった意味では、勉学に適した学校だと思う。


福井 聡さん 京都市立芸術大学 美術学部美術科1年

 僕は高校2年生の時にこの学校に編入しました。2年生の頃は、ただ楽がしたくて通信コースに通っていました。最初の頃は出来るだけ他人と関わらずに一人でいようと思っていたのですが、授業の時近くにいた子が話しかけて来てくれて、その人も同じような悩みを抱えていたので仲良くなりました。その後もいろいろな悩みを抱えている人達や面白い考え方を持った人達と交流して行く中で、他人に興味が湧くようになったし、自分自身の活動も活発になって行きました。
 3年からは人間関係も嫌じゃなくなったし、美大進学を考えていたので、通学部の芸術コースにいく事にしました。芸術コースの同期はみんな個性豊かで、それぞれがそれぞれの目標を持っていたし、先生方も熱心に指導してくれ刺激的な毎日を送れました。
 後期からは本格的に受験勉強に励む為にまた通信コースに戻り、画塾や予備校に通いました。通信コースに戻った後も、先生達が様々な受験サポートをしてくれました。毎週水曜日に立体の個人レッスンまでしてくれました。この先生達でないとそもそもこの大学を目指す事も無かったと思います。本当に先生達には恵まれました。
 現在、僕は一年浪人した後晴れて志望大学に合格し、充実した大学生活を送っています。大学での作品制作の中で、芸術コースで養ってきた感受性や考え方が本当に生きていると実感しています。
 かなり遠回りをしたけど、天学での2年間は本当に充実していたし、この学校で学んできて本当に良かったです。


眞野 美穂さん 関西大学 文学部総合人文学科1年

 私は2017年の春から大学生になるのだが、天王寺学館高校に入学して本当に良かったと思っている。中学校を不登校になり、天学に通うようになったが、最終的には一度も塾に行かずに第一志望校に合格することができた。それを考えると、何も無理して自分が苦しくなる高校に通う必要も、第一志望の高校ではないと落ち込む必要もないと思う。それより大事なのは、『人との出会い』と『自分の努力』ではないだろうか。
 まずは『出会い』についてだが、誰でも新しい環境に身を置く時には友達ができるか、不安で一杯だと思う。特に学校に行っていなかった私にはより大きな不安であった。しかし天学はそのように同じ悩みを持つ生徒も多いので、お互いに共感し合い、もはやその話を冗談めいて話せる程になると思う。また、私が友達と同じ位大事にしたい出会いがもう一つある。それは、高校の先生方である。私が特にお世話になった先生方は何かと1年生の頃から縁があり、今思えばとても運が良かった。大学進学の時は一緒に大学を選んでもらい、いざ勉強の時も様々な勉強法やアドバイスをもらい、時には悩みや不安を聞いてもらい…。本当にその先生方がいらっしゃらなかったら、私は今の大学には受かっていなかっただろう。
 次に『努力』についてだが、まず天学の利点は、単位制なので自分で時間割りを作成できる事と、定期テストの方式等が大学入試と似ている事である。これに慣れておくと、大学入試時とても役立つ。更に、そのシステムから自分の努力次第でいくらでも力を伸ばせる事だ。天学は言ってしまえば、あまり努力しなくても卒業できてしまうかもしれない。ただ、それから進学しようが社会に出ようが、もうそれからは1人で努力していくしかないのだ。
 高校とはそれを他人に見守られ、注意されながらも自分のものにしていく最適な場所であると思う。先に言った出会いにしても、まず自分で努力するという土台がないと活きてこないのである。先生方や友達との出会いの場も、自らが努力することで、より多くの良い関係が出来るのだと思う。だから私はこの天王寺学館に入学して本当に良かったと思いながら、大学生になる。


出原 尚幸さん 同志社大学 文学部美学芸術学科1年

【はしがき】
 ただ宣伝に利用されるだけのものを書くというのもつまらない。冗長なものではあるが、とりあえず私自身の率直な所感を書こうと思う。

【クラスについて】
 クラスは交流を無理強いするようなものではなかった。だから私は気楽に振舞うことができた。受験だからといって、過剰にピリピリした雰囲気でもなかった(私の気づかなかっただけかもしれないが)。それらのことから、私はクラスについて好意的な印象をもっている。

【生活面について】
 この学校の特徴で他にはないものとして真っ先に思い浮かぶのは、すなわち『ひま』の存在である。『暇』というと聞こえは悪いが、良く言うと『時間的余裕』である。それは特に現代においては貴重なものである。ラッセルの言葉を借りると「相当のひまの時間がないと、人生の最もすばらしいものと縁がなくなることが多い」からである。最初は突然与えられたことに困惑したが、しだいにそれを有効活用するようになり、生活はより充実したものとなった。

【勉強面について】
 「受験生だから勉強する」というのは、私にはいささか短絡的でつまらないものに思えた。だから、私はあえて他のことに力を注いでみた。哲学書を読み漁り、クラシック音楽に傾倒した。するとどういうわけか、学業に支障をきたすどころか、むしろ以前よりも好調となった。これについては参考にはならないだろうから詳しくは書かない。ただ言えるのは、時には大胆な気分転換も大事だということだ。蛇足ではあるが、私のお気に入りのベーコンの言葉も添えておきたい。「学問にあまり多くの時間をかけすぎるのは怠慢である。それを飾りのために用いすぎるのは気どりである。」

【最後に】
 よくよく考えると、情報技術の発達した現代では、わざわざ学校に通わずとも、知識は得られるのだ (だが学校という1つの社会的帰属を手放すのは、あまりに危険である)。むしろ、世間一般でいう『学校』というものは、そうした知識への好奇心を無駄に抑圧しているように見受けられる。しかし、私はこの天王寺学館において、自らの知的好奇心を育み、それらを満たしてやることができた。それはとても尊いことである。こうして回想してみると、私の天王寺学館での生活はかけがえのない、とても有意義なものであった。


OB・OG Voice(卒業生の声)−2017年度入学案内より


田原 浩史さん 兵庫医科大学 医学部医学科3年

 私が天王寺学館高校に入学してよかったと思うことは二つあります。一つ目は勉強の面でも生活の面でも最後までやりきる粘り強さが身に付いたことです。二つ目は、辛く長い浪人生活を送っている時でも、励まし支えてくれた仲間と出会えたことです。
 粘り強さと仲間。どちらかが欠けていれば、今の大学に合格することはなかったですし、大学でアメリカンフットボールをやることもなかったと思います。
 高校という場所は、自分の興味のあることに何でも挑戦できる場所だと思います。どうか失敗を恐れず、初めの一歩を天王寺学館で踏み出して、自分の進む道を探し続け、有意義な高校生活を送ってください。


五十里 翔吾さん 大阪大学 基礎工学部システム科学科1年

 この文章を読む人の中には、高校進学、それからその先の人生について不安を抱えている人もいるでしょう。また自分の生きがい、目標を見つけられず、焦っている人もいるでしょう。この文章では、私なりに皆さんにアドバイスをしてみたいと思います。
 将来の夢を持つ事は大切である、とよく言われます。ではなぜ大切なのでしょうか。夢に向かって頑張った結果失敗に終わり嫌な気持ちになるかもしれないし、そもそも夢などなくても生きていける。また、もっと現実的な圧力として、どのような職業に就くのかを迫られる事があるかと思います。またその時に、立派な仕事をしなさいと言われることもあるでしょう。なぜ大人はそう言うのか。なぜ立派に生きなければいけないのか。
 この問いに答えるためには、そもそも人はなぜ生きているのか、という問いに答えねばならないでしょう。しかしこの問いには答えようがありません。だって、人は生まれたいと思って生まれるものでもないし、また心に沸いてくる欲望が、なぜ現れるのか、また自分はなぜ死にたくないのか(もし死にたい人がいたらごめんなさい)、説明することはできないのですから。これは例えるならば、窓のない箱に閉じ込められながら、外の世界について思いを巡らすようなものです。どのように想像しても不正解にはなり得ませんが、しかし正解も確かめようがありません。こう聞くと、「生」がいかに理解不能な物かがよくわかるかと思います。そして根源がハッキリしないのに、その上に人生を積み重ねていく事が次第に気持ち悪くなってきませんか。
 気持ち悪くなっていただいたところですが、私はあることを皆さんに勧めたいと思います。それは夢を持つことです。こいつはさっきまでなぜ生きるのか分からないまま夢を持つことの気持ち悪さを説明してきたくせに何を言っているのだ、と思われるかもしれません。しかし現に私たちは生きていて、生きたいと思っているのですから、なにか生きがい・目標に繋がるものを持つほかないのです。それに根本を理解するためには、時に一旦そこから目を離して、表面的な事項を観察する必要があることも多いです。例えば、原子の運動状態を数式で表すためには、そのような小さなものは考えず、まず身近なものの運動を(原子というものの存在を忘れて)つぶさに観察することから始めれば、最終的にはうまくいきます。つまり、根本への疑問に縛られて何も行動しなければ、結局のところ何もわからないのです。逆に上に積み重ねるだけ積み重ねれば、一番下にある答えが見えてくるかもしれないのです。以上を踏まえて、私は夢をもって生きることを勧めます。
 私の主張する事は、内容だけ見れば結局のところ世間一般のものと大差ありません。ではなぜ私はわざわざ皆さんを不安に陥れかねない不可知論を展開したのでしょうか。その理由は、自分の人生を、自分の中で問い直すことによって、他でもない自分のものとして考えてほしかったからです。また、この摩訶不思議な、「生」について深く考えながら生きてほしいと思うからです。そうして自分に、おまえは本当は何がしたいのだ、と問い続けて初めて、本当の意味での生きがい・目標に繋がる「夢」が見つかるのではないでしょうか。
 抽象度の高い話で申し訳ありませんでしが、これは現在の私なりの、くだんの難題に対する答えとも言えます。別にまねをする必要はありません。しかし周りの人々の価値観に縛られて不安を感じる人が減り、自分の人生に正面から対峙する人が増えれば嬉しいです。せっかく何かを考えられる頭をもって生まれたのですから、自分について深く考えて生きてみまんせんか。私と一緒に、「生」の未知について考えてみませんか。そして自分が本当にやりたい事をやってみませんか。


市村 裕菜さん 大阪市立大学 医学部医学科2年

 私は1年生の4月に天王寺学館高校に入学し、通信部で大学受験を目指しました。通信部は授業がない時間があり、学校の図書室などで、ほとんど独学で受験勉強をしました。自分の時間をたくさん作ることができたことで、自分で勉強の計画を立てて実行する力がつきました。高校生のうちからこのように自分で勉強する習慣がついたことはとても大きな収穫だったと思います。
 天王寺学館高校の先生方は、とても話しやすい先生ばかりです。わからないところを質問したり、英作文の添削をしてもらったり、悩みを聞いてもらったり、とてもお世話になりました。「あれをしなさい」、「これをしなさい」と言われるのではなく、何かを頑張っている生徒一人一人をサポートしてくださるので、自分のペースで物事に取り組むことができました。生徒は色々な人がいます。自分と全く違うことで頑張っていて、全く違う道に進む友人がたくさんできます。素晴らしい先生方と友人たちに囲まれて、充実した高校生活を送ることができました。
 医学部医学科の入試には面接があります。私は通信制の高校だから面接で落とされるのではないか、と心配していました。しかし、面接官の人に話すと、「自分で勉強する習慣がついていていいね。」と言われました。通信制の高校だったから身につけられたことで、それを他人に認めてもらえたので自信が持てるようになりました。
 天王寺学館高校は、自分の努力次第で、どこの大学にでも合格することができる高校です。自分のペースで努力することができる環境は、活かすことができれば大きな強みになります。天王寺学館高校でぜひ、自分の目標を達成してみてください。とても成長でき、その先でも生きていく自信が持てるようになると思います。


森 真奈美さん 関西学院大学 総合政策学部2年

 私が天王寺学館高校に入学したのは二年生の春でした。入学する前は、この学校に馴染めるかなと不安に思っていましたが、友達も先生も優しく面白い人達ばかりなので、楽しく有意義な学校生活を送ることができました。
 天王寺学館高校は全日制高校と比べて異なるところがあります。まず、自分の受けたい授業を選んで時間割を自由に決めることができます。一時間ごとに教室が違うので最初は戸惑いましたが、自分の自由な時間が大幅に増えて活動しやすかったです。私は二年生のときバイト漬けの日々でしたが、三年生になってからは受験勉強に励むようになりました。授業がない時間は苦手な国語と日本史にたくさんの時間を費やすことができたので、効率よく勉強することができました。また天王寺学館高校の先生は優しくてフレンドリーなので、生徒と先生の距離が近いことがとても印象的でした。私は問題集等で分からないところがあったら先生に質問しに行っていましたが、先生は嫌な顔一つせず、快く質問に答えてくれました。また受験勉強に疲れた時は他愛もないおしゃべりに付き合ってくれて気持ちがリフレッシュされました。先生たちのおかげで私は第一志望の大学に合格することができました。先生たちだけでなく私の周りで支えてくれた友達にも感謝しなければなりません。受験時に成績が思うように伸びず辛いと思うことがよくありましたが友達とお互い励ましあうことで乗り越えることができました。中には毎日授業が終わっても、最終下校まで図書室で勉強している子もいました。そんな友達の姿を見ていると私も頑張ろうと元気が出ました。
 天王寺学館高校に来ていなかったら私は第一志望の大学に合格できていませんでいた。天王寺学館に関わっているすべての人に感謝しています。


結城 將行さん 同志社大学 法学部2年

 僕が受験勉強を始めたのは2年の夏ごろでした。そのころは進研模試で偏差値40台でした。今まで他のことに熱中しておりほとんど勉強しておらず、いざ始めようとしても学校の授業が自分のペースに合わなくて、大手予備校ではなく、T塾のやり方で受験勉強を始めました。市販の参考書を一つ一つ仕上げて、志望校を目指すやり方で、T塾はそれらをネットに公開しており、そのノウハウだけを活用し、入塾はせずに実践しました。始めは英語を重点的にやり、徐々に国語、数学(僕は文系)をやっていったのですが、憶えることが増え、3科目を同時にやるのに行き詰ってしまったので、12月頃に入塾して、「メールを通じて一週間の宿題を出してもらい、それを自分の側でテストして達成度を報告する」コースに入りました。テストを自分でやるのは難しいので僕は母親に協力してもらってやりました。その結果、2年生の終了時の進研模試で偏差値60ぐらい、3年生の夏の河合塾全統模試で60ぐらい、さらに最後の10月進研・駿台共催模試で73ぐらいになって、第一志望に受かりました。
 1日の勉強時間は僕の場合7〜10時間で、そのために途中からコースを移り、通信コースに通っていたので、比較的多くの勉強時間を確保できました。他の全日制の高校などでは、なかなかそこまで時間は取れません。そこが僕の思う天学生の強みの一つだと思います。


吉田 夏基さん 同志社大学 文学部英文学科1年

 私は以前に通っていた高校が枠にはめるだけの強制的な傾向にあったため、勉強を含めた学校生活全てに嫌気がさしてしまい天王寺学館に転校しました。遠回りしてきた高校生活ではありましたが、だからこそ多くのことを学ぶことが出来たのではないかと今では思っています。以降は私の反省を踏まえたアドバイスを僭越ながらお話させていただきます。
 まず、天王寺学館の特徴は「自由さ」だと思います。校風的にも時間的にも多くの自由があります。そこから言えることは「個人の意思決定」をする機会が増えるということでもあります。敷かれたレールの上を進むのではなく、自分で計画していくことが必要になってきます。時間の有限さを感じて有効に時間を使ってみて下さい。
 そして「こうなりたい」という夢や理想は推進力に大きく関わってくると思います。だから夢や理想を持つことはとても重要だと考えます。…とは言っても私自身も明確な夢もなく、ずっと迷っていた時期がありました。ただ、理想は漠然としていても良いと今なら言えます。例えば、彼女が欲しいとかでも良いと思うんです(笑)。大事なのは自分の奥底にある「こうなりたい」、「前に進みたい」という純粋な気持ちに素直になることです。そのような事を考えていると「自分はもっと魅力的な人間にならないといけない」といった感情が芽生えるはずです。そうなれば、後はその気持ちに正直に進んでください。「それでは具体的にどういった進路に向かえば良いのか」と思われるかもしれません。そんな時こそ頼れる先生方に相談してみて下さい。聞きたいことは余すことなく質問し、自分でも考え行動する過程で見えてくるものは必ずあると思います。
 以上が私なりのアドバイスです。恥ずかしいこともあるかもしれませんが、心の中にある不要物を取り除いて残った「本当の自分の気持ち」を大事にしてみてください。漠然としてても良い、純粋な意思であることが何よりも大事だと思います。時には「今の自分」に失望して周りを羨んでしまうこともあるかもしれません。しかし、君は君でしかないし、それを貫いて栄光を掴み取った人は最高に素敵です。そして、積み重なった失敗や後悔もいつか必ず自分の味方になってくれるはずです。
 拙い文章ではありましたが、最後まで読んでいただき有難うございました。


多田 実央さん 近畿大学 農学部農業生産科1年

 私は幼い頃から昆虫の学者になりたいという夢があったので、一年生の終り頃から理系の大学を目指して受験勉強をしていました。ですが理系なのに理系科目の成績があまり伸びず現国等の方が得意だったため、受験の際になるべく得意科目の配点が多いものや得意科目だけで良い試験方式を選ぶようにしました。具体的には公募推薦やセンター試験利用等です。特にセンター試験利用方式の場合だと二科目だけで大丈夫な場合もありますし、一般入試のように校舎まで行く必要もないのでかなり楽だと思います。私の場合、英語と化学と数学が苦手であまり点がとれていませんでしたが、生物と現国のみで近畿大学農学部農学生産科学科に受かりました。
 公募推薦の場合は学校によって試験の内容は違いますが、私が受けた学校は生物の記述問題と面接でした。記述問題の内容は生物の専門的な知識が求められるもので、「生物が得意科目」程度ではとても解けない問題だったと思います。面接の方は将来やりたい研究テーマがある程度具体的に決まっていて、それを面接官の先生に説明できないといけませんでした。もちろん試験の内容は学校によって異なるので、もし公募推薦を受けようと思っているのであれば、先輩や先生等からどのような問題が出るのかなどを可能な限り聞いておいた方がいいです。問題の傾向がわかるだけでもかなり有利になります。
 オープンキャンパスはなるべく、一、二年生のうちに行っておいた方がいいと思います。三年生になってからでは受験勉強が忙しくなり、行ける時間が無くなってしまうからです。どういう研究室があるのか、具体的にどんなことが学べるのか等なかなか知れない事も詳しく説明してもらえる為、勉強へのモチベーションも上がると思います。また、面接で学校の雰囲気をどう思うか聞かれる事もあり、そういう場合もオープンキャンパスに行っていなければ答えにくくなってしまいます。


万竝 沙羅さん 大阪芸術大学 デザイン学科1年

 私は地元平野の中学校を卒業後、天王寺学館高等学校芸術コースに入学しました。お恥ずかしい話、小学校三年生で平野に引っ越してから約六年間私は不登校でした。全く行かなかったわけではないけれど義務教育を果たしたとは言えないでしょう。そんなとき見つけたのがここでした。不良がいるんじゃないか、友達はできるのか、不安は沢山あったけれど綺麗な校舎と静かな授業風景に引かれ入学しました。入学して分かったことは、ここには自分と同じような経験をした人が思った以上に多かったということです。
 初めの心配は嘘のようにクラスメイトと打ち解け、文化祭や部活に修学旅行、普通の高校生活を存分に楽しむことが出来ました。芸術コースの授業は、技術面だけでなく取り組み方や考え方を柔軟に育ててくれ、学ぶ楽しみを教えてくれました。イラストから油絵やデッサン、彫刻など色々なものに触れられるので自分が本当に好きなものが見つかると思います。美術部では普通科の高校ではできないような経験ができ、自分に自信が持てるようになり、大学受験でも入学金免除生に選ばれるくらいの実力を身につけることができたと実感しています。自主性を育ててくれる先生に巡り会え、本当に充実した高校生活でした。


鮫島 由希子さん 関西大学 環境都市工学部3年

 私は高校1年の秋に転校してきました。大学受験を考えており、またできるだけ普通の高校のような学校生活を送りたかったので、通学部を選びました。天学に来てすぐに友達もでき、色々な行事にも積極的に参加してたくさんの思い出を作ることができました。また、バレー部に入っていたので、先輩や後輩とも繋がりができたのも本当によかったです。進路に関しても、先生方が親身になって相談に乗って下さったので、今、行きたい大学に合格し、やりたい勉強ができています。
 天学に来て一番よかったのは、自分のペースで勉強や色々なことに取り組めたことです。しんどくなったときに支えてくださる先生方がいたのも、とても心強かったです。ゆっくり、少しずつでも前に進むことができました。
 今、大学生になり、日々充実した生活を送っています。それも天学での高校生活があったからだと思います。天学で出会った先生方、友達、そして天学での思い出は、私にとって一生の宝物です。


本田 萌さん 奈良女子大学 生活環境学部食物栄養学科1年

 私は高校三年生の二学期に訳あって天王寺学館に転入し、半年だけ天学生として過ごしました。
 私が天王寺学館に来て、まず思ったことは、とても自由だということです。校則も厳しくないし、時間割も必修以外は自分で組めるし、行事も強制参加ではありません。また、天王寺学館には様々な進路を希望している人がいます。前籍校では、大学受験するのが当たり前で、私もそれが当然だと思っていました。しかし、天学には私のように大学を目指している人もいれば、専門学校を目指している人もいて、私にとってはそれが新鮮で視野が広がったように思います。また、天学はとても温かい場所だと思います。色々な話を聞いてくださる先生がいらっしゃり、急に転校してきても優しく受け入れてくれるクラスメートがいるからです。何か理由があって通信制高校への転校を考えている方がいらっしゃれば、ぜひ天王寺学館も一つの選択肢として考えてほしいです。
 最後になりましたが、私は転校して良かったと思っています。在学生の皆さん方も、卒業した後に天王寺学館に来て良かったと思えるような高校生活を送ってください。



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