通信部〜自分のペースで学びたい方〜


CONTENTS
 1.通信部について
 2.天王寺学館高校の通信部
 3.通信部の各コース
 4.通信部の授業
 5.課題指導(レポート)
 6.視聴メディアコース
 7.BACK TO MAIN



通信部について


生徒本人の希望する授業を選択し、自分のペースで学ぶことができます。
 通信部は、本校生徒全員が受講する共通授業です。したがってすべての生徒が「月・水・金」の午前に開講している開講科目(84科目)の中から、本人の希望する科目を選んで授業を受けます。1時間目を選択しないということも可能ですので、一人ひとりがそれぞれの現状に合った時間割を作ることが出来ます。通信制高校では「スクーリング」と呼ばれているものですが、本校では年間わずか数時間の開講をしている学校ではありませんので、皆さんがこれまで受けてきた授業と何ら変わりはなく、スクーリングというよりは通常の「授業」と考えておいてください。
 学期は前期・後期の2学期制で、授業週数は前期18週、後期18週です。そして前期、後期ごとに科目を選択しますのでスケジュールも含め大学に似ています。それぞれの選択した各科目について、毎週1時間のペースで授業が開講されます。出来れば全出席をしてほしいと考えていますが、登校に不安を抱えている生徒は、各科目が行う授業総時間数の約半数を超えるよう出席努力をしてください。全日制に比べると、各科目が週に1時間は少ないのですが、通信制の高校では各科目が年間数時間程しか開講されませんので、決して少ない訳ではありません。  本校の通信部では、年間を通して週3日の登校が標準であり、通学できる通信コースとして、生徒活動全般においても、一定の規則正しい高校生活を送ることが出来るものです。なお授業形態は毎週実施されるもののほかに、集中授業があります。集中授業には「健康スポーツ実習」などがあります。



天王寺学館高校の通信部


科目をキミが選び、自分のペースで学ぶ。
 通信部は幅広い生徒を対象に、「自分のペースで学ぶ」、「今の自分のままで無理をせず学び始める」ことが出来る勉学の場です。
 通信部では授業に加えて、レポート学習を伴いますが、教科書から作題されますので難しくはありません。学習時間を補うためのものなのでしっかりと取り組んでください。レポートはこれまで取り組んできた宿題形式と同じで、大学のレポートのような文章題が出る訳ではありません。しかし、宿題と違うのは、必ず期日までに提出をしなければならないという点です。理由は授業時間数の一部としているからです。通信部の試験はレポートを中心に出題されますので日頃からレポート課題に取り組む姿勢が大切です。
 授業レベルですが、英語と数学については、入門、基礎、標準と3レベルの習熟度に対応していますが、英数を除く他の教科については高校の標準レベルを維持していきます。たとえば歴史の教科書は「山川出版社」のものを使用し、通信制の授業だからと言って易しい内容にはしていません。体育は集団活動が苦手な生徒等のため「体育A(基礎体育)」という授業が行われています。
 また、ほぼすべてを自宅学習によって高校の卒業を図る個別対応の「視聴メディアコース」も設置しています。

 火・木の午前に基礎補習授業を行っています。義務付けてはいませんが、基礎学力に不安を持っている生徒は、英語・数学・国語について復習項目から始めますので、ぜひ出席するようにしましよう。個別指導に近い授業の形を取っています。英語、数学が中心となっています。

 規定により、教科ごとに出席回数が示されています。登校に不安のある生徒は、少なくとも半数以上の出席をしてください。決して負担となる回数ではありません。なお半数の生徒は毎週欠かさず登校し、一般的な通信制のイメージとは異なる学校生活となっています。



通信部の各コース



 科目選択により学習テーマが決まります。大きくは次のコースに分かれます。
1.総合教養コース
 普通科に相当するコースです。開講科目表A群の普通科科目を中心に履修するコースです。

2.国際教養コース
 必修科目のほか、外国語系、異文化系の科目を数多く選択履修するコースです。

3.芸術コース
 必修科目のほか、芸術情報系科目を数多く履修するコースです。

4.視聴メディアコース
 NHK視聴などにより出席回数の軽減を行ってもなお、出席基準を満たすことができない生徒を対象に設置されたものです。NHK高校講座視聴の併用を行いながら、最低基準としては月1回程度登校すれば出席基準を満たすプログラムが組まれています。担任が必要に応じ家庭訪問を行うなど、学習指導、学習支援についても個別に対応していくコースです。
 なお怠学などにより学校に来ない人を対象とはしていません。意欲はあっても現時点で精神的に、あるいは身体的に登校が難しい生徒を対象とします。詳しくはこちら


■通信部・時間割
 生徒自身の希望と、教員のアドバイスにより作成した時間割例を紹介します。月・水・金とも45分授業を4時間実施。1限目から4限目まですべて履修する生徒もいれば、週3日とも2限目から出席する生徒もいます。卒業認定単位に近づいている3年次生の中には、週1日の登校を行っている人もいます。


■必修科目中心に履修している 1年次生のIさん
■自然科学と芸術に興味を持つ 2年次生のJさん
■外語系大学進学希望の3年次生のKさん
■登校日数1〜2日で卒業を計画している3年次生のLさん
は集中授業で、月・水・金以外の火・木に設定される場合が多いです。ここでは便宜上通常時間割の中に書き入れています。
 集中授業は特定の1〜2日間に行われる授業です。


■学び方ポイント@
 通信部では、自宅等において毎日数時間、自主性を持って勉強に取り組む姿勢が求められます。
 通信制では、授業のことをスクーリングと言ったり、面接指導と言ったりしていますが、本校でははっきり「授業」と位置付けています。教育規定からすればすべてに出席しなくとも出席回数の基準を満たすことになりますが、本校の考え方は、出席できる生徒は休まずできるだけ多くの授業に出席し、豊かな学習生活と学校生活を送ってほしいと考えています。

■学び方ポイントA
 レポート提出の回数が各教科で決められていますので、指定回数以上を提出するようにしてください。
 授業だけでは学習量が不足します。そのため担当の先生からレポート課題が出されます。内容は授業で学んだことの復習が多く、十分に自学自習できる範囲のものです。レポートは添削されて返されます。自宅ではなく、学校の図書室でレポートに取り組むのも良い方法です。分からない時は教員に気軽に聞いてみましょう。



通信部の授業


 通信制高校では、「授業(面接指導)」のことを一般的にスクーリングと言っています。教科指導を担当する先生が担当科目を習得する上での重要ポイントや解説すべき個所について、単元ごとに授業形式で分かりやすく指導を行なうものです。
 また、一般的に通信制の高校では、殆ど学校に行かず自宅学習に大きくウエイトが置かれていますが、本校では、集中科目を除く他の科目は、週1時間のペースで授業を行っています。したがって本校ではスクーリングという何か特別の印象を感じさせる学習ではなく、午前3日で学ぶ通常授業を想定した運営を行っています。
 やむをえぬ事情で3日登校が困難な人については、週1日から最小限の授業参加でも単位修得が行なえるよう個別に指導・対応しています。部活動への参加もできますので、積極的に入部してください。学習指導・進路指導についても通学部同様の取り組みを行います。
 なお、集団での学習に不安を持っている人は「視聴メディアコース」において、ほぼ自宅学習のみで高校の学修を進めていくことができます。のちにコース変更が可能ですので、当初は現状に合わせ、「視聴メディアコース」から始めることも一つの方法です。

■通信部の学び方
○授業曜日 月・水・金/1日4時間(※選択登録した科目に出席)
○授業時間 9:05〜12:35 ショートホームルーム(SHR)12:35〜5分程度
○基礎補習 火・木/午前/英数国 ※自由出席
○登校日外 自学自習(レポート課題)
      ※学校に登校し、図書室で自習することもできます。



課題指導(レポート)


 通信部の授業だけでは学習量が不足します。そのため、担当の先生からレポート課題が出されます。レポート提出の回数が各教科で決められていますので、指定回数以上を提出するようにして下さい。内容は授業で学んだことの復習が多く、十分に自学自習できる範囲のものです。レポートは添削されて返されます。自宅ではなく学校の図書室jなどでレポートに取り組むことも良い方法です。分からないときは先生に気軽に聞いてみましょう。
 単元ごとにプリント1枚〜2枚と、分量はそれほど多くありません。与えられた課題については、授業でも要点を分かりやすく説明をします。提出回数は教科によって異なっています。「国語総合(4単位学習)」を例にとりますと年間の提出回数は12回です。国語・地歴公民・数学の提出回数は国語と同じで1単位について3回以上です。体験的学習が中心となる理科・家庭科・外国語・情報(コンピュータ)などでは、出席回数が増え、レポートの提出回数は少なくなります。



視聴メディアコース(通信部・個別対応コースについて)

 学習意欲を持ちながら、諸事情により登校が困難な生徒さんはいませんか?
 本校には「視聴メディアコース」があり、個々人の現状に沿った柔軟な対応をしています。

 現段階で登校が困難な状況にある生徒を対象としたコースで、開校以来、このコースを運営しています。在籍生徒数は例年およそ5%です。
 このコースのみ、教育規定に示されている最も低い出席基準での登校となります。月に1回程度の登校(定期考査日を含む)ですが、マルチメディアの活用により、出席基準の軽減措置も講じられます。NHKの『高校講座』の視聴と本校教材によって学習し、『視聴報告書』と『レポート』の提出により高等学校の課程を学んでいきます。年間に数日、授業登校日がありますが、来やすいよう配慮されています。想定される生徒としては、集団活動が苦手で、教室に入ることに強く不安を感じている人、OD等による体調不良や入院によりやむを得ず登校が困難な状況にある人などです。

 担任とスクールカウンセラーが生徒個々の現状基盤に柔軟に対応していきます。コース変更については、6月、9月、3月の年間3回にわたり可能ですが、『視聴メディアコース』のみ、変化に速やかに対処するため、時期を問わず柔軟に対応しています。

 新たな取り組みとして、通信部授業との併用を可としています。通信部の該当科目の授業を受けると規定の出席と見なされます。興味のある『集中授業(総合学習)』も希望すれば受講できます。同コースだけの校外学習も実施していますが、すべての学校行事への参加も可とします。学校としてはむしろ、このことにより、現状が変わっていく契機となることに期待をしているところです。





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