カリキュラム

模擬国連

“模擬国連”は、K.I.H.S.と京都外大西高校
が始める

「高校生、英語で討議!
    ――国際問題の解決を図る――」

毎年、そのような見出しで新聞社やテレビ局が取り上げる模擬国連は、今年で19回目を数えました。正式名称は、関西高校生模擬国連大会ですが、これは京都外大西高校と本校が18年前に始めたものです。例年、関西の高校約8校から、200人程度の高校生が参加しています。

“模擬国連”とは

短く表現すると、国連の運営形式に則って、英語で地球的課題を討議し、解決を図る、知的プログラムです。日本ではなじみが薄いかもしれません。しかし、世界では、同様の会議が400以上あり、欧米を中心に毎年20万人以上の高校生や大学生が参加しています。起こりは、1923年にアメリカのハーバード大学で始まった「模擬国際連盟」にあると言われています。

 模擬国連に参加するには、英語で討議するため、「読む・書く・聞く・話す」の総合的英語運用能力が要求されます。少年兵士や戦争難民などの国際問題にも目を向けることになります。国連や国際政治システムなども学んでいきます。要するに、英語力と知力を駆使した本格的な総合学習と言えるでしょう。

K.I.H.S.と“模擬国連”

K.I.H.S. にとって“模擬国連”は重要な教育活動で、カリキュラムに組み込まれています。この記事を読んで、中学生の皆さんには、難しいと思われるかもしれません。でも大丈夫です。このような場で活躍できる英語力だけでなく、国際問題を話し合うことが楽しいと思える、そんな知的好奇心や能力も養っていきます。                              

一般に、日本の高校では暗記学習が中心です。もちろん、それも大切ですが、問題意識をもち、自分で調べたり、解決を図ったりする、それが社会に出て役立つ学習ではないでしょうか。K.I.H.S.は、模擬国連の指導を通して、このような知力を養っていきます。

模擬国連に参加するのに大切なことは何でしょうか?「総合英語力」「情報収集分析能力」「知性・教養・国際理解」「コミュニケーション能力」

模擬国連レポート

実際参加した生徒が、自分たちで取り組んだ『模擬国連』に関して、担当した国の状況や自分たちの取り組み、また感想などを聞いています。

レポートを読む前に多少の知識が必要ですので記させていただきます。

知識1
高校生模擬国連大会(MUN:Model United Nations)は、国連の討論形式に則って議事進行、スピーチ、議論など原則として全ての会議事項を英語で進行させます。
知識2
今回の「模擬国連」は参加生徒数の関係で2つの委員会 (Commision A 及び Commision B)に分かれて会議を進行しました。
知識3
英語での議論の関係上、情報収集のため集める資料(ネット上の情報を含む)は日本語のみならず、多くは英語の資料です。詳細な最新情報は日本語では入手できないため、生徒は膨大な英文資料を事前に読む必要があります
知識
「模擬国連」では、生徒がペアになり、ひとつの国を担当します。本校生徒はアフリカのスーダン、ガボン、中東のバーレーンなどの国家を担当しました。
知識5
大きなテーマ『 Health and Children 』の中で、今回は‘Malnutrition(栄養失調)’‘Water and Sanitation(水と公衆衛生)’及び‘Landmines(地雷)’について議論しました。また、3日目は『イラクの子ども達』という大きなテーマの中で‘Depleted Uranium(劣化ウラン)’を取り上げました.
知識
レポートは上記のテーマを中心として担当国の状況、自分たちがどのように模擬国連に取り組んだのかについて記しています。
知識7
「模擬国連」への直接の取り組みは、本校では2年次の「国際理解」の授業から始めます。3年次の「公民」の 授業で実際に参加します。

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